かく と だ に え や は いぶき の さしも 草 さしも 知ら じ な 燃 ゆる 思ひ を 意味。 伊吹山の和歌&俳句&文学(伊吹山ネイチャーネットワーク)

心と野生がひとつながりになると……こんな風に人は年を重ねられる。

「だに」は打消しの副助詞で、「~すら」とか「~さえ」を意味します。 藤原実方朝臣のエピソードで有名なのは、宮中で、出会った同僚と口論した揚句、相手の烏帽子を怒りにまかせて叩き落してしまった事件です。 そして、伊勢の神剣草薙剣(天叢雲剣)を美夜受媛に預けたまま、 伊吹山(岐阜・滋賀県境) へその神を素手で討ち取ろうと、出立する。 袖を涙で濡らすことになるのは嫌ですから。 まぁ、ラブレターなんてみんな 煎じ詰めれば「わたしはあなたが好きです!」なんだから、当たり前っていえばあたりまえなんだけど、それを ストレートに言わずに相手に スイートに訴えるためにあれこれ工夫を凝らすのが 恋文の味・・・なのに、この歌が頼る工夫といったら「 掛詞と 縁語」、現代風に言っちゃえば「ダジャレ」(もっと 侮蔑調で突っ放せば「オヤジギャグ」)。
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